フィリピンで食あたり [編集中]


食あたり、さあどうする、、、

ある程度サルみたいに免疫が出来る者は良いが、できない者も居るのだ。
じゃ実際に食あたりを起こした場合は、どうするの?なのだ。
当てにならないピーナしか見に周りにいないし、医者に行っても「何をいつ食べた」と適当に聞くくらい。それは何故かと言うと、フィリピンでは、食あたりはいつでも普段から普通に有ることなので医者も食あたりくらいでクリニックに来るなって感じで、日本人とか結構金回りが良いものには、優しいが高額医療料金に成る。処方される薬もいい加減なのだ。

フィリピンで食あたりをどう防ぐか?結局これが、フィリピンでの大切な言葉「触らぬ神に祟りなし」なのだ

危険な細菌性食中毒=生肉は要注意

 高温多湿な天候が続く時に気を付けたいのが、細菌性の食中毒だ。原因は近年増えているカンピロバクターをはじめ、大腸菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ、黄色ブドウ球菌などで、放置すると重篤化するケースもある。さらに魚に寄生するアニサキスによる食中毒に遭遇することも。アウトドアで肉や魚を食べる機会も増えるこの時期、食中毒の原因菌や寄生虫の特徴を知り、日常的にできる予防を心掛けたい。

◇早い菌の増殖

食中毒の原因となる菌は、私たちの生活の中のあらゆる場所に生息している。それらの菌は普段は静かにしているが、温度や湿度などの条件が整うことで活動が活発になり、体に影響を及ぼす。厚生労働省が2017年に発表した政府広報よると、2014~2016年の3年間に発生した食中毒の原因のトップ3は、カンピロバクター、ノロウイルス、寄生虫だった。夏に多く発生するカンピロバクターは食品安全委員会によると、数百程度の少ない菌数で食中毒を発症するのが特徴だという。一年を通して発生するが、高温多湿になる6月から9月は特に増殖するスピードが早い。

腸管出血性大腸菌(O―157)により死亡者が出たことをきっかけに、2012年7月に食品衛生法が改正され、飲食店で牛肉の生レバー提供が禁止されたことはまだ記憶に新しい。しかし、食中毒で危険なのは牛肉の生レバーだけではない。

カンピロバクターを原因とする食中毒の大半は、鶏肉からの感染だ。東京都食品衛生協会食品安全推進室長廣瀬俊之氏によると、現在、市場に出回っている鶏肉の多くは、既にカンピロバクターが付着している状態で出荷されていると言う。

カンピロバクター菌は鶏の消化管内に生息していることが多い。鶏にとっては病原菌ではなく、感染しても症状には表れない。食鳥処理場で無菌処理するのは難しく、鶏の汚染は、感染した鶏の糞便が他の鶏の体に付着したり、食肉処理の時に菌が付着した臓器が筋肉などに接触したりして、どんどん広がっていく。カンピロバクターを保菌する鶏も排除されることがない以上、菌が付着している可能性が高い。

農林水産省は2007~2009年度にかけて、肉用鶏農場を対象に鶏のカンピロバクターの保有状況を調査した。その結果、多くの農場が消毒などの衛生管理対策を実施しているにもかかわらず、カンピロバクターについては9~12月で約6割、1~2月で約3割、保有していたことが分かった。

◇熱湯消毒と再加熱

感染した鶏肉をしっかり加熱しない状態で口にすると、感染リスクは高まる。カンピロバクター食中毒は少ない菌量で発症するため、新鮮であっても、生や半生で食べるのは危険だ。厚生労働省は、未加熱または加熱不十分な鶏肉料理を避けることなどを呼び掛けている。

魚から感染する腸炎ビブリオ食中毒は、冷凍技術の進歩や市場における取扱方法の工夫により減少傾向にある。ただ、感染はゼロではないので、早めに食べるか保存方法に注意しよう。黄色ブドウ球菌食中毒は、弁当やおにぎりなどから発生することが多い。弁当事業者や飲食店などへの指導が行き渡り、最近では少なくなってはきたが、感染すると重篤な症状となることもあるので、すぐに食べないときは冷蔵したほうがよい。また、しっかり加熱しないで食べるときは、消費期限が迫っている食品はできるだけ購入しないようにしたい。

食中毒の感染は食品だけではなく、包丁などの調理器具や手指も原因になる。生肉を調理する時に使用したまな板などを洗わないで使うと、他の食品に付着して体内に入る。鶏肉は加熱されていても、調理中などの2次汚染で他の食品に付着し、時間が経過すれば増殖する可能性がある。細菌が増殖しても見た目や味、臭いも変わらないため、ほとんどの場合、気づかずに食べてしまう。細菌による食中毒は年々減少傾向にはあるが、全体の20%は家庭で発生するという。

細菌は高温で死滅する。まな板や包丁は使いまわすのではなく、その都度、熱湯消毒をする、弁当やスーパーで購入した惣菜も食べる直前に十分に再加熱することが望ましい。また、生肉などに触れた手指は食中毒菌で汚染されている可能性が高い。取り扱った後は十分に手を洗うことが必要だ。

◇原因菌は何か

食品や水から推定される病原体と症状

食品や水から推定される病原体と症状

夏に発生する食中毒は、飲食物の摂取により病原細菌が体内に入ることで引き起こされる細菌性胃腸炎であることが多い。新板橋クリニック院長の清水公一医師は「一般的な症状には、発熱や嘔吐、腹痛、下痢などがある。症状は個人差があるが、急にこのような症状が出たら、ほぼ急性胃腸炎と診断される」と話す。

ただ、細菌によって特定の症状があるわけではない。清水医師は「症状だけで細菌を確定することはできない。細菌性胃腸炎かどうかを診断するには、2~3日前までさかのぼって原因と思われる飲食物をいつ食べたかを確認することがポイントとなる」と言う。

清水医師はクリニック開院から5年間、食中毒と思われる来院患者に対して培養検査で確定診断を行った。それによると、カンピロバクターが全体の4割弱、大腸菌が3割、腸炎ビブリオが2割、残りの1割がサルモネラ菌と黄色ブドウ球菌だった。ただ、培養検査は結果が出るのに数日かかるために通常、臨床医は抗生剤による治療を優先し、強い症状の患者さんを除き、培養検査はあまり行わない。

「診療では、患者さんにいつ何を食べたかを聞き、原因となる物を食べてからどのぐらいの時間で症状が出たかなどを細かく調べて原因菌を推測する。細菌性かどうかは血液検査で白血球の数を調べて、普段より多いようであれば細菌性の食中毒と診断する」と話す。

◇抗生物質の使用で回復

食中毒にかかったら、どうすればいいか。清水公一医師によると、脱水症状がひどい場合はまず水分を補給する。小さじ1杯の食塩を入れたスポーツドリンクを500ミリリットルほど飲用すると効果的だ。口から水分補給ができない場合は点滴で対応する。細菌性食中毒の治療は抗生物質を5日間服用することでほとんどが治まるという。治療薬としては、ニューキノロン(商品名クラビット)がよく使われている。下痢がひどいからといって、医療機関を受診する前市販の下痢止めは飲まない方がよい。下痢や嘔吐の症状を軽くするためには整腸剤を服用する。通常2~3日で症状は軽減する。食事が取れるようになれば、冷たいものは避けて、消化が良い物を食べるように指導している。

食中毒は通常、2日間ぐらいで症状が治まる。ただ、大腸菌とサルモネラは自然治癒することは少なく、しばしば重篤化する可能性があるので、食中毒の症状が出たら、速やかに医療機関を受診しよう。

◇サバやサンマの生食にも要注意

アニサキスはサバやサンマなど、魚の内臓の表面や筋肉内に生息している寄生虫だ。24時間冷凍保存すると死滅するので、生きのいい魚の方が危ない。アニサキスは特にサバに多く、締めたサバにも潜んでいるという報告も相次いでいる。アニサキスは半透明の白色で体長は2~3cm。予防法としては生のサバを刺身として食べる時には、できるだけプロの調理人に頼むか、自分でおろすときはアニサキスがいないかどうか確認しながら調理する。

アニサキスが体内に入ってしまったら、臓器の壁を突き抜けようとするため、激痛に襲われる。すぐに医療機関を受診し、内視鏡で取り出せばすぐに痛みは治まる。内視鏡よりも即効性はないが、場合によっては抗アレルギー剤の使用で死滅させる方法もある。(ソーシャライズ社提供)

今回の記事元は、時事メディカルの記事で「危険な細菌性食中毒=生肉は要注意」なのだ

https://medical.jiji.com/topics/328?page=2

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