タイ首脳とフィリピン首脳の温度差


タイ・フィリピン首脳、ミャンマー問題で温度差

2010/11/10 1:02

【マニラ=遠西俊洋】タイのアピシット首相とフィリピンのアキノ大統領が9日、それぞれの記者会見で7日実施のミャンマーの総選挙に触れた。タイは選挙実施の意義に理解を示す一方で、比は正当性を疑うなど温度差が浮き彫りになった。自国通貨高についての対応でも見解が分かれた。
アピシット首相はミャンマー総選挙に関して「選挙だけで問題が解決するわけではない」と選挙を容認する姿勢をみせた。「選挙を経ても何も変わらない、というのは間違い」とも指摘。米欧などは軍事政権に経済制裁を続けるが、「むしろ関与を強め内政改善を後押しすべきだ」と語った。
アキノ大統領は「民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チー氏が参加していれば包括的だった」と述べるなど軍事政権に批判的な立場。前日の記者会見でも「投票率が低かったようにみえる」と語った。
自国通貨高を巡ってはタイのアピシット首相は市場介入の姿勢を隠さなかった。タイは輸出が国内総生産(GDP)比で7割程度を占めており、通貨高は輸出産業の不振につながりかねない。これに対し、個人消費がGDPの7割程度を占める比のアキノ大統領は市場原理を尊重する姿勢をみせた。海外就労者からの外貨送金が消費を支えており、海外からの資金流入は介入では止められないからだ。
ASEANが中国との間に抱える南シナ海の領土紛争については、アキノ大統領が「解決には、(法的拘束力のある)行動規範を結ぶことが不可欠」と言及。南シナ海の南沙(英語名・スプラトリー)諸島を巡り、中国と主張が対立しているだけに、多国間でこの問題を話し合うべきだとの考えをにじませた。
アピシット首相は南シナ海問題に加え、日本と中国が尖閣諸島を巡り対立していることについても、「対話を通じた平和的手段で解決を図ることが重要」と一般論に終始し、一定の距離を置いた。

御貰いの国フィリピンらしき考えなのだろうか?


今回も、他人様の記事をコピペしました。記事もとは、

日本経済新聞

タイ・フィリピン首脳、ミャンマー問題で温度差
です。


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