お金の力でビジネスをスームズに行かせるのだ活かせるのだ。
この意味が分かる方は、以前からフィリピンでビジネスは成功してるのだ。
汚職が汚い許せないと言ってる方に限りフィリピンビジネスを失敗し最悪フィリピンから撤退等い事に成ってるのだ。
またこの様な考えを持ちの方は、フィリピン人をフィリピンをこ馬鹿にしてるのだ。
さあ、大金持ち投資家、今後のフィリピン投資どうする、、、不動産は相場は前向き、でも、、、フィリピン経済はOFWが持っている。
フィリピン経済をコントロールしてるのは
勿論華僑財閥等の一族親族、、、株のコントロールも彼らのインサイダーで外国人個人投資は食われる、、、
フィリピン、新大統領発言に揺れる相場
- 2016/6/17付
- 日本経済新聞 夕刊
フィリピン株が堅調だ。フィリピン総合指数の6月の月間騰落率はアジアの主要株価指数で最も高く、6月上旬は連日で年初来高値を更新した。6月末に就任する新大統領の下で、国内への投資や消費が一段と活発化するとの期待が材料だ。だが高い期待ゆえ、新大統領の一挙手一投足に市場は過敏になっている。
6日、鉱山などの採掘関連銘柄が大きく下落した。ニッケル採掘などを手掛けるグローバル・フェロニッケル・ホールディングスが一時、5.5%安、ニッケル・アジアは一時2.8%安となった。この日、フィリピン総合指数は年初来高値を更新。同国株が幅広く買われるなかで下げが際立った。
下げのきっかけは新大統領ロドリゴ・ドゥテルテ氏の発言とみられている。「企業による鉱山開発で環境が破壊されている」。開発を批判したと伝わり、採掘への規制強化などの警戒が一気に広がった。
ドゥテルテ氏の当確が決定的になった5月10日以降、フィリピン株式市場は氏の言動に揺れ動いている。海外投資家からは「取引材料は、新大統領の方針そのもの」との声が出る。
逆に、期待を集める銘柄もある。新大統領が中国と結び付きを強めるとの見方から株価が上昇しているのは観光関連株。カジノやホテルを開発、運営するブルームベリー・リゾーツはこの1カ月で約3割上昇した。中国人観光客が増えるとの連想だ。不動産開発の活発化期待から、住宅やホテルなどの開発大手の株価も堅調だ。
フィリピン大手銀行BDOユニバンクのチーフ・マーケット・ストラテジスト、ジョナサン・ラベラス氏は、ドゥテルテ氏が従前のマクロ経済政策を続けると表明したため「市場参加者は選挙前にあった警戒を解いた」と指摘。これを受けて上昇基調にある銘柄にインフラや食品、不動産や観光関連を挙げた。
今のところ、ドゥテルテ氏の言動は総じて期待に解釈され、当面は「ドゥテルテ相場」が続きそうだ。だがフィリピン総合指数のPER(株価収益率)は20倍と過熱が意識され始め、新大統領の発言次第で売りが強まる銘柄が出始めた。ご祝儀相場は長続きしない。早晩、明確な経済政策と企業の実績が求められそうだ。
(NQNシンガポール=中村結)
[日本経済新聞夕刊6月17日付]