English
https://www.apple.com/pr/library/2014/09/02Apple-Media-Advisory.html
http://support.apple.com/kb/ht4232
(米国報道発表資料抄訳―2014年9月3日)
著名人の写真に関する調査状況の報告
このような攻撃から守るため、ユーザの皆さまには常に強力なパスワードを用い、2段階の認証を有効にしておくことを推奨いたします。これらについては、http://support.apple.com/kb/HT4232?viewlocale=ja_JP に詳しく述べられています。
※本資料は、米国発2014年9月2日付けで、米国Appleが発表したニュースリリースを日本語に翻訳したものです。
【Appleについて】
Appleは世界で最も優れたパーソナルコンピュータであるMacをデザインするとともに、OS X、iLife、iWork、そしてプロフェッショナル向けのソフトウェアを開発しています。AppleはiPodおよびiTunesオンラインストアでデジタル音楽革命をリードしています。Appleは革新的なiPhoneやApp Storeで携帯電話を再定義したほか、iPadでモバイルメディアとコンピューティングデバイスの未来を描いています。
Apple, the Apple logo, Mac, Mac OS, Macintosh and iCloud are trademarks of Apple. Other company and product names may be trademarks of their respective owners.
iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
Apple ID:セキュリティと Apple ID
この記事ではセキュリティと Apple ID についてご説明します。
Apple ID は、iCloud、App Store、iTunes Store などの Apple のサービスにサインインするときに使うメールアドレスとパスワードです。Apple はお客様のプライバシーを非常に重視しており、Apple ID を保護するために業界標準の方法を採用しています。以下、これらの方法の一部についてご説明します。また、Apple ID やその他のインターネットアカウントを使うときに安全性を最大限に高めるための注意点もいくつかご案内します。
アカウントの安全性を高めるには
強力なパスワード
Apple では強力な Apple ID パスワードをお使いいただくことをお客様に求めています。パスワードは 8 文字以上で、同じ文字が 3 文字以上続いてはならず、数字、大文字の英字、小文字の英字をすべて含んでいる必要があります。
パスワードにできるだけ多くの文字や英字句読点 (ピリオドなど) を追加してパスワードをより強力にすることもできます。
強力なパスワードを使うことはアカウントの安全性を高めるためにもっとも重要です。ご自分のパスワードの強度に自信がない場合は、できるだけ早く「My Apple ID」(appleid.apple.com) でパスワードをリセットしてください。
セキュリティ質問
Apple では、オンラインで本人確認をしたり Apple サポート に連絡したりする際に使う第 2 の方法としてセキュリティ質問を採用しています。セキュリティ質問は、本人にとっては覚えやすく、他人にとっては推測しにくい類いの質問です。これをその他の本人確認方法と組み合わせることにより、アカウントにアクセスしようとしているのが本人であるという確認に役立ちます。セキュリティ質問をまだ設定していない方は「My Apple ID」で設定してください。
2 段階認証
Apple では、Apple ID 向けに 2 段階認証と呼ばれるオプションのセキュリティ強化策を提供しています。2 段階認証では、My Apple ID でアカウント情報に変更を加える前、または新しいデバイスを使って、iTunes Store、App Store、iBooks Store で購入を行う前に、いずれかのデバイスから本人確認を行うように求められます。詳しくはこちらの記事を参照してください。
暗号化と SSL
お客様が Apple ID を表示/変更できるすべての Web ページには、プライバシーを保護するために SSL (Secure Sockets Layer) が使われています。「My Apple ID」でアカウント情報にアクセスするときに、ブラウザのアドレス欄に鍵のアイコンが表示されているはずです。これは、現在のセッションが完全に暗号化されていて安全であるということを示しています。
従業員のプライバシーとセキュリティポリシー
Apple では、アカウントへの不正アクセスを防ぐため、強力なパスワード、暗号化、その他の技術に加え、厳格な社内ポリシーや手順を運用しています。セキュリティ質問やその他の厳しい基準によって本人確認がなされない限り、Apple サポートは、パスワードのリセットなど、お客様のアカウントに関する操作を一切お手伝いできないことになっています。これらのポリシーは定期的に監査され再吟味されています。
アカウントの安全性を高めるためのその他の注意点
オンラインの安全性を高めるためには、インターネットサービスを運営する企業が採用しているさまざまなセキュリティ対策を組み合わせると同時に、ユーザ一人一人がインターネットの危険性や安全策をよく理解した上でオンラインサービスを利用することが大切です。以下、Apple ID やその他のオンラインアカウントの安全性を高めるための注意点をいくつかご紹介します。
- 常に強力なパスワードを使います。
- Apple ID のパスワードと同じパスワードを他のオンラインアカウントに対して使わないようにします。
- パスワードを定期的に変更し、古いパスワードを再使用しないようにします。
- パスワードを他人と (たとえ家族であっても) 共有しないようにします。
- パスワードやその他の個人アカウント情報をメールで送信しないようにします。
- 他人に推測されにくいセキュリティ質問とその答えを選びます。安全性をより一層高めるため、セキュリティ質問の答えは、自分で記憶できるのであれば無意味なものであってもかまいません。たとえば「好きな色は?」という質問に対して「モーツァルト」という答えを設定してもかまいません。
- Apple ID に修復用メールアドレスを追加します。
- 「フィッシング」メールに引っかからないよう注意します。怪しいと思われるメールにあるリンクはクリックしないようにします。また、正当性に確信が持てない Web サイトでは個人情報を入力しないようにします。
- Apple ID やその他のパスワードが他人に知られた可能性がある場合は、すぐにパスワードを変更します。
- 共有コンピュータを使うときは、他人が自分のアカウントにアクセスできないよう、セッションが終わったら必ずサインアウトします。
- Apple ID に関連付けされているメールアドレスを使わなくなったときは、必ず Apple ID をアップデートして、現在使っているメールアドレスに変更します。インターネットサービスプロバイダの中には、使われなくなったメールアドレスを別の新規ユーザに再発行しているところもあります。
アカウント情報が漏洩したと思われる場合は、すぐに「My Apple ID」でパスワードを変更してください。ヘルプが必要な時は Apple サポートにご連絡ください。
追加情報
重要:インターネットサービスプロバイダ (携帯電話会社を含む) は、使われなくなったメールアドレスを再利用することがあります。Apple ID に関連付けされているメールアドレスを使わなくなった場合は、必ず Apple ID をアップデートして、現在使っているメールアドレスに変更してください。
アカウント情報が漏洩した場合はすぐに Apple サポートまでご連絡ください。連絡先については下記のリンクを参照してください。