年収300万円時代がやって来る


年収300万円時代がやって来る

どうすればいいのか? 年収300万円時代がやって来る (1/6)
景気低迷などの影響を受け、会社員の給料が下がり続けている。低年収時代に会社員はどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。
[土肥義則,Business Media 誠]

会社員の給料が下がり続けている。国税庁の調査によると、1998年以降、給料減に歯止めがかからない状況だ。こうした背景には景気の低迷や人口の減少など、さまざまなことが挙げられるが、会社員はどのように対応していけばいいのだろうか。

yd_taidan1.jpg会社員の平均年収(横軸は年、出典:年収ラボ「統計元:国税庁 平成21年 民間給与実態統計調査結果」)

この問題について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。全6回でお送りする。

年収300万円の時代がやって来る

yd_jo6.jpg城繁幸さん

城:中国をはじめとする新興国のキャッチアップにより、近い将来、サラリーマンの年収は300万円台がスタンダードといった時代がやって来ると思っています。新卒はもちろんのこと、30代や40代でも年収300万円という時代がやってくるでしょう。中国人と同じ成果で、人件費だけ数倍もらえるなんて幸運な時代はもう終わりですから。

グローバルではない会社では、1990年代に昇給した正社員が残っています。なのでまだまだ年収が高い。しかし徐々に年収は下がっていき、中流家庭の目安は300万円~360万円くらいになるのではないでしょうか。

そうなると、これまでの価値観が大きく変わっていくでしょうね。普通であることが普通でなくなる。新しいモデルが生まれてくると思う。そのときに個人が充実した人生を送るために、どんな制度や価値観が必要だと思われますか?

yd_akagi7.jpg赤木智弘さん

赤木:ネットの世界のように個人と個人をつなぐ機能が必要なのではないでしょうか。TwitterやFacebookなどを見ていても、ネット上のつながりというのは身分や立場というのが関係なかったりする。例えば、当たり前のようにニートと正社員が交流しています。

しかしリアルの世界ではサラリーマンはサラリーマンと接する時間が多い。もちろんそれだけではありませんが、自分とよく似た環境の人とコミュニケーションをしている。社会的弱者と接することなんてほとんどありません。

正社員は「フリーターなんてやってる奴はいいかげんだ」と思っていたりする。一方のフリーターは卑屈になり、「サラリーマンは嫌いだ」と感じていたりする。両者のコミュニケーションはなかなか成立しませんが、ネット上だとこうした関係にはなりにくい。

ただネットが好きな人であればいいのですが、ネット嫌いな人もたくさんいます。そうした人は地元で草野球をしたり、となる。そこで働く人に対して、労働時間の短縮が必要になってくる。時間がなければ人とのコミュニケーションはなかなか成立しませんから。

年収が下がっても、そのぶん時間が確保できればいいんですよ。しかし現実は年収は下がり続け、逆に働く時間は増えている。労働時間は減らさないといけません。

yd_taidan2.jpg若者はなぜ3年で辞めるのか?』(著・城繁幸、光文社新書

城:労働時間は重要ですよね。僕もサラリーマンをしているとき、「年収はそんなに伸びなくてもいいから、夕方に帰らせろ」と思っていました。

赤木:ハハハ。

城:だって事務系の仕事なんてつまんないんですもん(笑)。

赤木:そういう働き方をしていると、“労働自尊心”をもっていないと大変ですよね。

城:そうなんですよ。“労働自尊心”がなければ、他人に対し、ヘンにいばったりする。例えば同じ職場なのに早く帰る人っていますよね。例えば契約社員や派遣社員が早く帰ったりすると、「オレは正社員で会社を支えているんだ」などと思ったりする。それは同じ職場だけでなく、他社の人にも同じような感情をもったりする。

僕も就職し、月に120~130時間ほど残業するときがありました。そのときには、自分が傲慢になるんですよ。「正社員なんだからがんばらなければいけない」などと考えていました。しかし今振り返ってみると、「あのときの自分はなんだったんだろう……」と思うわけですよ(笑)。

赤木:ハハハ。

城:中身はなく、生産性もない考え方をしていましたね。働いていることだけに、価値観を見い出そうとするんですよ。そして「正社員なんだからがんばらなければ」と思い込んでしまう。

月の残業時間が80時間を超えてしまうと、余暇に何かをしようという気持ちがなくなってしまいますね。僕は学生時間からジムに通い始め、今も通っています。だけど残業時間が長かったときだけは、行けなかったですね。ジムに行く元気がないんですよ。まさに会社から家に帰るだけの生活。

休みの日は友だちと遊びに出かけたりしていましたが、だんだん減っていくんですよ。忙しくなってくると。外に出かけるよりも、家で体を休めたいので。そして徐々に趣味も減っていく。

今は自分でスケジュール管理をしているので、プライベートの時間はきちんと確保しています。しかしもし20代に経験したあの生活を、10年、20年続けていたら「自分はどうなっていたんだろう?」と想像すると、恐ろしくなりますね。

労働時間を短くすれば、年収300万円でも充実した生活を送る人が増えてくるのではないでしょうか。

赤木:そう思いますね。

税率一律10%は、フリーターに有利

yd_taidan3.jpg若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』(著・赤木智弘、双風舎)

城:つまりサラリーマンが、フリーターに近い生き方になるわけですよ。

赤木:フリーター的な労働でも、生活が成り立つだけの給料があればいいと思う。年収150万円であっても、そこに社会保障の下支えがきちんとあれば大きな問題にはならないでしょう。

しかもフリーター的労働というのは、欠かせない労働でもあるんですよ。例えば、あるコンビニは自販機だけの店舗を実験的に造りました。しかしそれは「成功した」と言えません。むしろコンビニでは「非正規の労働者が必要なんだ」ということが分かりました。そうした必要な労働をしている人に対し、十分な給料を与えず、苦しい生活を余儀なくさせていることが問題ですね。

城:正社員と非正規社員との格差をなくすこと。共通で適用できる社会保障を作ることが大切ですよね。

赤木:そうですね。国民健康保険にしても住民税にしても、前年の年収がベースになっています。自分のようなフリーライターでメシを食っていると、税金が乱高下するので大変なんですよ。今年は良くても、来年は税金でもっていかれるので生活するのが……。

城:とてもよく分かりますね(笑)。

赤木:公務員は基本的に給与の安定が保証されているので、困りません。

城:それなのに公務員の労組は「リスクをとっている人と同じ賃金」を要求しているんですよ。これって、おかしいですよね。

赤木:リスクがないんだったら、給与は安くてもいいのに。

城:そうです。社会保障と税制というのは、正社員を中心にできているんですよ。日本は小さな政府で、税金も安い。しかし、このことを知っている人はあまりにも少ないですよね。

例えば「日本の税金は高い」という人がいますが、実は違う。なぜならサラリーマンだけ安いから。年収によって違いますが、多くのサラリーマンは年収の10%も払っていません。いろんな控除がありますから。例えば給与所得控除、結婚していれば配偶者控除などがあります。そうした控除を引くと、年収800万円のエリートサラリーマンでも支払う税金は10%未満。また家を買ったりすると、そこからさらに引かれるので、3~4%になる。

一方、フリーターは源泉徴収で10%引かれる。サラリーマンに比べ、フリーターの方が税率が高いケースもあるんですよ。フリーターには必要経費もありませんから。

そう考えると、日本の税制は正社員に有利にできているんですよ。今後、この部分は見直さざるを得ないでしょうね。でないと、正社員になれなかった人が、どんどん税金を負担する社会になってしまう。しかも彼らにはセーフティーネットがありませんから。リスクと取り分が比例していません。

赤木:少なくとも正社員も税金の申告は自分でやってほしいですよね。

城:ですね。

赤木:毎年、申告の手続きをしながら思うのですが、申告の手続きをすれば自分がどのくらい税金を支払っているのかが分かります。しかしサラリーマンであれば会社の事務がやってくれるので、自分が納めている税金の額を知らない人が多いですよね。

知らない人に限って、「フリーターは税金を支払っていないから、けしからん」と言っていたりする。

城:ハハハ。サラリーマンはたいして支払っていないのに。

yd_taidan4.jpg日本の税制は正社員に有利にできている(写真と本文は関係ありません)

赤木:多くのサラリーマンは支払っている税金よりも、受ける恩恵の方が多いのではないでしょうか。

城:税金を一律10%にすると、かなり改善するんですよ。その代わり、なにかあったら申告すればいい。所帯持ちのサラリーマンは平均で3~4%しか払っていない。10%にするだけで、3倍ほどになるので、財政問題も大きく改善する。そして社会保障を充実させれば、フリーターにとってもいい。なので税金を一律10%にするのは、フリーターにとっていい話なのです。

続く

yd_taidan5.jpg税金を一律10%にすれば、フリーターにとって有利? (写真と本文は関係ありません)

 


城繁幸×赤木智弘「低年収時代よ、こんにちは」(2):
労働時間が、減らないワケ (1/5)
「今日も残業。早く帰るなんてできない」と嘆いている会社員も多いだろう。労働時間がなかなか減らない背景について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。
[土肥義則,Business Media 誠]

「人が減って、仕事量は増えるばかり」「毎日のように残業で、早く帰ることなんてできない」といった人も多いだろう。また節電の影響を受け、サマータイムを導入した企業も多いが、「定時に帰ることなんてできない。むしろ労働時間が長くなった」と嘆いている人もいる。

会社員の労働時間が減らない理由について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。

城繁幸×赤木智弘「低年収時代よ、こんにちは」のバックナンバー:

【第1回】どうすればいいのか? 年収300万円時代がやって来る

労働時間が減らないワケ

――日本の会社ではなかなか労働時間が減りません。なぜ減らないのでしょうか?

城:労働時間が減らない理由は2つあります。1つは構造的な問題があって、日本の会社は正社員の数を調整することが難しい。なので残業をさせる前提で人員を配置している。

今、仕事量が減っているので、残業時間が減っています。雇用調整の代わりに、残業禁止令を出している会社もある。「サマータイム」を導入している会社もありますが、サマータイムを導入しても節電効果なんてほとんどありません。

赤木:多くの人が一カ所にいるほうが、節電効果はありますからね。

城:ですね。ではなぜサマータイムを導入するのかというと、正社員に残業をさせたくないから。

会社は従業員に早く帰ってもらいたいんですよ。しかし「残業手当をつけることができません」とはなかなか言えません。これを言うと、いろいろと問題になるので。ただ「18時に帰宅してください。その後は一切、手当てを支払うことができません。なぜなら節電のため」と言うと、誰からも文句がでません。

赤木:なるほど。

城:しかしその空気を読まずに、ある大手企業の人事部はこのように言っていました。「ウチの研究所で試算してみると、節電効果がほとんどないことが分かりました。だからウチはサマータイムを導入しません」と。

赤木:ハハハ。

城:労働時間が減らない2つめの理由として、業務が明確に区切られていないので、どうしてもダラダラした働き方になってしまうことが挙げられます。僕はよくこのように言っています。「日本企業はムラでみんなで田植えをしているようなもの」と。

村全体で行わなければいけない仕事は、長くなりがち。「オレの仕事は終わったから、お先に」とはなかなか言いにくい世界。この問題を解消するには、賃金体系を変えるしかないんですよ。1人1人に仕事を与えて「どこで仕事をしてもいいですよ。だけどボーナスの前に成果を出して、白黒つけましょうね」と。でないと残業時間は減りません。

僕もサラリーマン時代にたくさん残業をしてきました。毎月、80時間以上残業していましたが、減らそうという意識がありませんでしたね(笑)。なぜなら早く仕事を終わらせても、帰れませんから。周囲の目が気になりますし、どうせ早く仕事が終わってもまた違う仕事を与えられるし。

赤木:「仕事が終わった」と宣言すれば、上司から「じゃあ、次にこれやって」と言われるんですね。

城:なぜ次々に仕事を与えられるかというと、そもそも担当業務があいまいだから。

赤木:なるほど。

城:もし上司に「それは自分の仕事ではありません。帰ります」と言えば、ほされるに決まっている(笑)。なのでインセンティブとして、労働時間を少なくするという意識がなかったですね。

赤木:担当している仕事をみんなの仕事時間に合わせて、引き伸ばしてやっていく感じですね。

城:その通りです。

赤木:効率が悪いですね。

若い世代は出世することが難しい

yd_taidan1.jpg「当たり前」をひっぱたく』(著・赤木智弘、河出書房新社)

城:日本の労働時間は世界一長く、有給休暇の取得日数は世界最低。しかし経済は停滞している。なぜなら生産性が低いから。生産性が低いということは、生み出している単価に対し労働時間が長いということ。節電をきっかけに、労働時間を見直すことになればいいのですが。

赤木:「労働時間を短くしよう」という動きはこれまでにも何度もありましたよね。最近だと「イクメン」という言葉を使って、労働時間を短くさせようという動きがあります。サラリーマンを家に帰らせようとしているわけですが、その考え方では、子どもがいない単身男性にとっては早く家に帰る理由がないわけですよ。

「趣味のために早く帰る」という理由がなかなか一般化しないのは、労働時間を短くしようという問題から逃げているような気がしてなりません。「早く家に帰って育児をしましょう」「家族サービスをしましょう」といった言葉がありますが、なぜ「ゲームのために早く家に帰りましょう」と誰も言わないのか。この言葉を認めない限り、労働時間を短くすることは難しいでしょうね。

城:僕は、若い世代に期待しているんですよ。「仕事が終わったら家に帰ります。仕事があるのであれば、朝に言ってください」と上司に言ってほしい。

いまの45歳以上の人たちは、日本企業のカルチャーの中で仕事をしてきて、それなりに出世している。しかし20~30代の人は、45歳以上の人のように出世することができません。なので仕事が終わったら、とっとと家に帰ってほしい。アフター5に自分のしたいことをする――このほうが人生は充実するのではないでしょうか。

赤木:若い世代には、これまでのように多くのポストを用意できませんからね。昔のように拡大、拡大でやっていくことはできません。

拡大路線がとれなくなってしまうと、出世できる人はひとにぎりで、下っ端はずっと下っ端。下っ端であれば会社に依存しなくていいわけですよ。会社では下っ端だけど、地域の人とコミュニケーションをとったりして、自分の人生の満足度を高めることが大切ですよね。

城:愛社精神や滅私奉公というのは、部長以上がやればいいだけの話。ヒラ社員や中間管理職はほどほどでいい。

赤木:下っ端で残業をしない人がたくさん増えれば、そのぶん労働する人も増えていく。

城:そうですね。日本企業は残業時間が長いですが、そもそも残業が好きな人なんてほとんどいません。多くの正社員は残業を売りたいはずなんですよ。逆に失業者からすれば、その残業を買いたいはずなんです。残業という商品が取引できるはず。しかし成立していない今の状況というのは、そこに規制があるから。その規制をなくせば、労働をあげたい人と労働をほしい人の間で取引が成立するはずなんですよ。

また10年以上前から、正社員の間で出世を望まない人が増えてきている。公務員の間では出世試験を受けない人が増えてきているし、商社でも海外に行きたくない人が増えてきている。

仕事以外にやりたいことがあるという人もいますし、特にやりたいことはないという人もいます。彼らは「なぜこんなに長い時間働かなければいけないのか」と思っています。毎日終電の時間まで働くことが好きという人と価値観が違うわけですよ。

この変化というのは「滅私奉公をしても、これ以上は望めないだろう」という意識があるから。労働というのは自分の時間を投資するようなもの。自分の時間を投資して、多くを望めないのであれば、「ほどほどでいいのでは」と考える人が増えている。

逆にバリバリ仕事をしたいという人は、どんどん働けばいい。ただ今の時代、ひとつの会社でバリバリ働いても、手にするものはそんなに多くはないと思いますね。

赤木:バリバリ働きたい人であっても、その会社でこれ以上成長できないなと思えば、転職または起業すればいい。単純に仕事か趣味かというのではなく、別の仕事を探し、そこで自分を成長させていくという考え方も大切。こうした考え方をする人が増えていけば、社会も多様化していくでしょうね。

yd_taidan2.jpg3年で辞めた若者はどこへ行ったのか――アウトサイダーの時代』(著・城繁幸、ちくま新書)

ムダなことをしている

城:そこそこ大きな企業の場合、働きたいと思っている人とそうでない人が、同じ職場で同じ仕事をしているんですよ。「本当はもっとバリバリ働きたい。自分はこんなところでくすぶっていてはいけない」と思っている人が、「いやいやこの仕事にはこうした意味がある」と自分に言い聞かせている(笑)。逆に「自分はもうこれ以上働きたくない。家に帰りたい」と思っている人も、同じ仕事をしている。これって、ものすごいムダなことですね。

赤木:正社員を早く帰らせるようにする。そして社会保障を充実させる。このことを言うと「みんな働かなくなる」という人が出てきます。でも僕はそう思っていなくて、人間が社会的動物である以上は「何かをやりたい」と思うはずなんですよ。その何かが仕事かもしれないし、趣味であるかもしれない。社会の中で自分の価値観に従って行動することは、とても大切なことなんです。

自分の価値観に従って行動することで、経済的に結びつこうが結びつかなかろうが、個人の自主性に任せてもうまくいくのではないかと思っています。例えばフリーウエアの開発はもうからなくてもやっている人はたくさんいます。それでもネットという社会のインフラは、どんどん充実していっています。ネットの世界を見ていると、「働かない=社会にとってマイナス」ではないんですよ。

城:社会保障をどう充実させるかが課題になりますね。

赤木:国民年金にしろ国民健康保険にしろ、お金を支払わないとそのサービスを受けることができません。でもこれがなぜ「社会保障」と呼ばれているのかがよく分かりません。お金を払って保障を受けるというのは、それは「保険」なのではないでしょうか。

城:確かに。

 

 

プロフィール城繁幸(じょう・しげゆき)

人事コンサルタントを務めるかたわら、人事制度、採用などの各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種メディアで発信中。著作に『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書)、『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』(ちくま新書)、『7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想』(PHP新書)ほか。

有料メルマガの紹介

ビジネスリーダーが執筆する質の高いコンテンツをメールマガジンで有料配信している「ビジスパ」。本記事では、ビジスパで「『サラリーマン・キャリアナビ』★出世と喧嘩の正しい作法」(第2、第4金曜日配信。月額315円)を好評配信中の城繁幸氏のブログから選りすぐったコンテンツをお届けしています。

赤木智弘(あかぎ・ともひろ)

1975年8月生まれ、栃木県出身。長きにわたるアルバイト経験を経て、現在はフリーライターとして非正規労働者でも安心して生活できる社会を実現するために提言を続けている。

著書に『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』(双風舎)、『若者を見殺しにする国』(朝日文庫)、『「当たり前」をひっぱたく』(河出書房新社)がある。ブログ「深夜のシマネコ」、Twitter「@T_akagi

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